時の足し算と引き算

2014年10月05日

中間対策が始まってすぐに、中学では体育祭がある。
最近では中学生でもクラスによって打ち上げなるものもあり、クラスの親睦を深める一つのきっかけになっている。(少し羨ましい 8-) )

が、それに反して学習面では今一つ波にのりきれていない。学校への提出物も気合いを入れてやっていない・・・しかし中三の今では来春の目標もある・・・
でも結果が出ればそれはうち消しようもない事実として残り、失敗すれば志望校が消えてしまう・・・

しんどい、いやだ、

何のために○○を勉強するの・・

毎年聞く言葉を、今年も聞いている。
しかし今はそれでいい・・・冬を越えるまではしんどい時間は生徒には足し算のように重くのしかかる。
それを我々講師は、力づくで抑え込み、知識をたたきこむ。

 

100㎞の行程の中で、フルマラソンの距離の標識を見た時、私は絶望に似た感覚がわいてきた。
ここまで来て、まだ半分も到達していない・・・投げ出したい、『なんで俺はこんなにしんどいことやってんやろーーー』自分の甘い決断を呪った。
が、折り返し半分を過ぎると、時の感覚はいきなり『引き算』になる。
ここまできたら、あと残り○○・・・ここまできたら、絶対やってやる・・・あと残り○キロ、絶対ゴールしてやる・・・・
残りは、『引き算』と変わり、蜃気楼だったゴールが、現実のものとなり近づいてくる。

中三諸君!まだまだ学習は『足し算』の感覚でしかないでしょうが、私は知っています。
いずれ感覚が逆転することを。
それまでは私と堀居と伴はあなた方を罵声と怒声を使ってでも鼓舞し、前を向かせ続けます。
さあ、もう今日ですが、朝が明ければまた授業です。私はみなさんの希望をかなえるための努力を惜しむことなくした後、授業で全力でみなさんに叩き込みます。
今はあきらめて耐えてください。<(_ _)>